Final Love Live!に参加しました。
1日目は本当に楽しくて、ほぼ何も不満点がないくらい。
セットリストも、そりゃ色々こうだったら、という願望もありますが、
5thの1日目をカバーするような、最後にふさわしいすごく良く練られたもので。
ただ、2日目は2つ、心残りがあって、そして今を迎えてる。
願いがかなわない時にどうするか。もう少し絞って優先順位をつけておけばまた変わったかもしれない。
だけど、時は巻き戻らないから。この思いを胸に、前に進みたい。
そのために、この1年間あったんだから。
立場、そして入った時期によって、ラブライブ!に見てるものは本当に違う。
それはわかってた。
でも、やっぱりあのSunny Day Songみたいに、ドーム全体で一つになる夢を見てた。あれはスクールアイドルが集まった時の、例えばアニサマのアンコールで見てる風景で。
違うんだよ。ライブってのは演者と僕ら観客ひとりひとりがつながって、その線が集まって、そして一つの円になるんだよ。
心残りのひとつめ、会場との差異を直接感じてしまったこと。
理由は主に2つ。
1,2日目の最初の2曲終わった時点で、2つ離れた席から振りコピを注意されたこと。足の位置は自分の席の中央にあって、特にぶつかってもいないのに…
いや、普段ライブ行き慣れてないこの現場だと、そう思うのもわかる。でも、そこで自分が完璧に正しいように言われると。
あの席だと、ただ立って両手でブレード振るだけでも、多かれ少なかれ干渉するんですよ。互いに互いの世界があるんだから、そこは互いに折り合いをつけていくところで。そしてそれで収まらない場合のためにスタッフがいて、公式のレギュレーションがあるわけで。
このことは知ってた。4年前に通った道だから、痛いほど知ってる。でも改めて、この最後の場所でつきつけられると予想以上にダメージがでかかった。もう少しだけ、同じものを見てる幻想に浸っていたかったから。
これに加えて、僕たちはひとつの光で感じてしまった差異が大きかった。上記のことがあった以上、割りきって、2日目は双眼鏡でずっとステージを見てるべきだった。
ライブのはじまりでみたとおり。あの空間は、劇中で僕たちはひとつの光を演じたライブの再現で。そしてその劇中では、あの歌は18人で作るμ'sの歌なんだ。
だからあそこでは、「なんで終わっちゃうの」とも言った彼女たちが歌う「今が最高!」が聴きたかったんだ。
でも、でも、そのあと。instが流れてきたとき、そのときは。
9人の円陣が終わり、再び彼女たちが客席を向いたときこそ。
ドーム全体がひとつの光になって光景と共に。今が最高!と返答してあげたかったんだ。
あの曲中では、どうしても言えない。スノハレPPPH問題とか、スタダコール問題とかあったけど、僕はどちらもそれほど気にならなかったから。対岸の火事のように思ってたから。やっぱり覚悟が足りなかったんだと思う。
この差異、素晴らしいというか、ラブライブ!という作品の広がりとして、すごいと思う部分もたくさんあったんですよ。曲のセンターに合わせて色を変える文化とか、サニディの落ちサビUOとか。ただそれ以上に、上の部分が大きかった。
心残りの2つめは、やっぱりトリプルアンコールが欲しかった。
どうしても、期待してたから、こっちでももやもやが残っちゃった。
でもライブの翌日に話してて、すごくしっくりくる言葉をもらえてすっきりしたので書き留めておきたい。
”僕たちはひとつの光”は、2013年から始まったアニメ、そして3rdライブの〆にはこれ以上にふさわしい曲はないくらいの素晴らしい曲で。
映画で描いた「ファイナル」ライブを題材にした「ライブ」でえみつんは「最後まで、やりとげたよ」、といいたいと。そう語っていて。
そういうために、彼女たちは最後の最後まで泣き崩れることはなく。間違いなく、最後までやり遂げてた。
・・・・・・だけどその先にまだ、僕らは観たいものがあった。
ラブライブ!というプロジェクトが始まったのは2013年じゃなくて、2010年で。
2013年、3rdライブの時に、みんなの力で夢はもう叶って。そしてずっとその先にある夢のつづきを見せてもらってたんだ。
”アニメ”のFinalじゃない、”プロジェクト”のFinalには、”僕らのLIVE 君とのLIFE”が、もう一度聴きたかった。
最後までやりとげたあとの、9人が見たかった。振り付けをサビだけで、僕らの振りコピみたいに、やれる範囲だけやる9人が。
わかってる。基本的にFirst Love Live!、そしてNew Year Love Live!の幻影を追ってることは。
ただ、ずっと、覚悟として、もう一度アンコールで僕らのLIVE 君とのLIFEが歌われるときこそが終わりの時だと、そう思って過ごしてきたから。
この思いを否定することは出来ないよ。
でも、ひとつ嬉しいことがあって。終わってしまった今でも、すごくBDが待ち遠しい。
特に、MOMENT RINGと僕たちはひとつの光をしっかり見たい。
僕は、永遠に輝き続ける青春をまだ受け止めきれてない。
未来をしっかり見て歩くときには、時を巻き戻さず、今が最高だと、そう確かめながら歩いていくものだと、この作品、そして2組の9人に教えてもらったから。
いつかきっと最高の”ありがとう”を。
夢はまだ終らない。
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