翌朝、散歩してたら横たわって動かない山羊さんがいた。どうしたのかと思って聞いてみたら、朝起きたら死んでたそう。このまま草原に帰るっぽいね。
この日は移動日。来た道を戻り、一路東へ。
道の途中でお昼ごはん!突然オフロードに突入したと思ったら車は高台へ、どうやらこの旅行会社定番のスポットらしい。ご飯ができるまでしばらく時間があったので、山羊の群れが草食べながら近く通るの眺めたり、近くの洞窟の入り口っぽいのを見に行ったり。
完全に洞窟 |
ちょっと通りますよ |
その後はオフロードを進み、馬の原種(モウコノウマ)がいる保護地区に寄り道。
一旦絶滅したこの馬を再度外国から仕入れ、なるべく自然に近い形で繁殖させている場所。日本の大学生も研究しに来てて、僕たちが来たのを知って挨拶しに来てくれた。
しばらく進むと運が良いことに、道の目の前を水を飲みに来た馬の群れが!
ガイドさんも珍しがってた。夏暑くなるともっと上の方にいっちゃうので、気候的にもちょうどだったみたいね。。
野生のウッマ(原) |
車のスピードもそんなに出せないし、舗装って偉大だと再認識。
道路に戻ってウランバートル中心部をぐるっと迂回する感じで東に抜けるんだけど、なかなかに渋滞がすごい。
朝9時に出発して、次の目的地に着いたのは夜の10時くらいだった。
目的地はここ、景勝地として名高いテレルジ国立公園。
道中で遭遇した砂嵐 |
★5日め テレルジ国立公園
昨夜は夜遅くてすぐ寝てしまったのでさっそくお散歩。
これまでとは違う、高山的なたたずまい。斜面に紫色の葉っぱに毛がある花がチラホラ咲いてる。ここで一番最初に咲く、春の訪れを告げる花みたいね。
歩いてたらネッコが近寄ってきたのでしばらくいっしょに日向ぼっこしてた。
春を告げる花 |
ココココ、と音がしたので発生源を辿ってみると、どうやらカラスみたいだ。日本のもこんな鳴き声だとかわいいのに!
斜面を登るウッシがけっこうレア。
宿泊したのは、土台がしっかりした近代仕様の観光地用ゲル。ここのファミリーには生まれたばっかりの赤ん坊がいたよ。
ココココ♫と鳴くカラス |
イヌとネコとウッシ |
建物の中はチベット仏教の5色の色合い、僕らがしゃべらないと音の聞こえない静謐空間。ひんやりとした床の感覚が心地よい。お祈りもしたよ。
吊橋 |
空が近いマニマニ |
お昼にお邪魔したのはカザフ系のファミリー。モンゴルの西端(ここは東だけど)カザフスタンが近い。ランチはバーベキュー、羊の肉メインで美味しかったけど、ここで問題発生、肉が!骨にくっついてて噛みきれない!!本来はナイフで削って食べるみたい。かぶりついちゃったからもう無理だ…
お昼ご飯はバーベキュー |
柵に狼の毛皮が吊るしてあって、何だこれと思ってたら、これ弓の的だ!1本射らしてもらったけど、ツルを離すタイミングが掴めなくてまったくダメでした。
他のツアーのガイドさんとか、お父さんとちょっと話したけど、日本人とわかるとやっぱり相撲の話を振られる。最初「スーモ」て言われて何かと思った(住宅展示場ではない)
ここのお父さん、モンゴル語とロシア語と英語が話せるみたいで、僕が英語は少しだけ話せる、と言ったらほかにロシア語とかスペイン語とか話せるか?と聞かれたり。語学に対する意識の違いを感じる。とりあえず旅の間にサンバイノー(こんにちわー)とバイラルラー(ありがとう)だけは覚えた。
あとは4歳の女の子と子犬がいて遊んでたアナ雪のリュックとか持っててディズニーすごい。子犬、穴掘って埋まってます~~~やってたけどやっぱ涼しいんだろうか。
穴掘って埋まってます |
そして帰路へ。
途中、チンギスハーンの像に寄る。なぜかロシア系の観光客の人とも記念写真とったね?
途中、中国からの貨物列車とすれ違ったけど車輌の数が半端ない。あれ100以上合ったぞ……
帰宅ラッシュの渋滞を抜け、宿へ。疲れたぞい!
チンギス・ハーン像。でかい。 |
★★★★6日目に続く★★★★
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