2019年5月16日木曜日

モンゴル記 6~7日め


★6日め 市内観光


疲れたまってたので多めに寝てから市内観光へ。

①ノミンデパート⇨②恐竜博物館③美術館④カフェ⑤ごはん⑥民族芸能

①ノミンデパート
比較的英語が通じるので、お土産相談にも○。旅行案内店があり、その場で相談できる。劇場系の催しがあれば、と思ったけど金曜日だとあまりやっていなく、民族芸能を見ることにした。なおクマリデパートではない。

恐竜博物館
恐竜の化石が展示されてた一番大きい自然史博物館がいま改装中なので、こちらへ。基本は子供向けだが、卵の化石とかもあったり。基本はやはりモンゴル南部のゴビ砂漠あたりで発見されたものが多いみたい。館内の写真撮影は可だが、有料。

③ザナバザル美術館
モンゴル仏教の祖の名前が冠された美術館。

2階建てでボリュームたっぷり。1階は古代の物品が中心で、2階が宗教系の絵画など。文章での解説がなく、英語音声解説のみ。リスニング上手くなりたいと思った次第。
2階暗かったから最初やってないのかと思ったら、単に節電してるだけだこれーーー

④適当に入ったカフェでアイスティー頼んだらどうみても二人分で出てきて・・・
こう、恋人が両側から飲むやつのストロー片方無くした感じで・・・
というか値段がpot of teaより高い時点で疑問に思うべきだった…

⑤ブル
モンゴルしゃぶしゃぶの有名店でお食事、加熱はIHで個々の席に鍋が来るタイプ。早めに行ったのに席がそこそこ埋まってて驚き。羊~馬のお肉が食べれました豚や鳥のほうが珍しい、という感覚が新鮮。
しゃぶしゃぶ!
⑥トゥメン・エフ民族アンサンブル
最後は民族芸能のライブへ。
前半は踊り・歌・楽器が入り乱れる伝統音楽、後半は女性の曲芸師⇒老人や龍などの扮装をした劇(バック演奏有り)。およそ2時間弱の密度濃い時間。

メイクが照明を意識した舞台系で、表情の作り方とか動きの緩急はやっぱ万国共通なのかな、と。ドラムパートがシャラシャラ鳴る石だったりして面白い。途中、伝統音具学だけじゃなくクラシックの有名曲をモンゴルの伝統楽器で!みたいなセグメントもあり、工夫を感じる。後半の扮装は③で見たような衣装とかあって、歴史的な知識があるともっと面白そう

日本のツアーの人が結構いた。公演価格がよく変動するようなので注意。開演30分前からのチケット販売。
劇場外観


★7日め 帰路

朝早い飛行機で帰路へ。
朝ヨーグルトにしたら空港~搭乗直後くらいにお腹痛なって大変だた…(深刻

チンギス・ハーン空港
チンギスハーン空港はそれほど大きくない。イスの数も十分だし、子供用のプレイルームとか軽食屋(空港価格)もあるので結構ラク。
成田の帰りはスムーズで遅延なし。空港もそれほど混雑しておらず、やっぱラッシュは分散したのかな。

 ちなみにそのまま大阪ルイード寄ったので令和初ライブはまぉまぉ(池本真緒)でした。


★★★続く?★★★

2019年5月14日火曜日

モンゴル記 4~5日目

★4日め 荒野~自然保護区

 翌朝、散歩してたら横たわって動かない山羊さんがいた。どうしたのかと思って聞いてみたら、朝起きたら死んでたそう。このまま草原に帰るっぽいね。

 この日は移動日。来た道を戻り、一路東へ。
道の途中でお昼ごはん!突然オフロードに突入したと思ったら車は高台へ、どうやらこの旅行会社定番のスポットらしい。ご飯ができるまでしばらく時間があったので、山羊の群れが草食べながら近く通るの眺めたり、近くの洞窟の入り口っぽいのを見に行ったり。
完全に洞窟
ちょっと通りますよ

 その後はオフロードを進み、馬の原種(モウコノウマ)がいる保護地区に寄り道。
一旦絶滅したこの馬を再度外国から仕入れ、なるべく自然に近い形で繁殖させている場所。日本の大学生も研究しに来てて、僕たちが来たのを知って挨拶しに来てくれた。

しばらく進むと運が良いことに、道の目の前を水を飲みに来た馬の群れが!
ガイドさんも珍しがってた。夏暑くなるともっと上の方にいっちゃうので、気候的にもちょうどだったみたいね。。
野生のウッマ(原)
 ただ、保護地区らしく、道が基本的に舗装されてなくてちょっと車酔い…
車のスピードもそんなに出せないし、舗装って偉大だと再認識。
道路に戻ってウランバートル中心部をぐるっと迂回する感じで東に抜けるんだけど、なかなかに渋滞がすごい。
朝9時に出発して、次の目的地に着いたのは夜の10時くらいだった。
目的地はここ、景勝地として名高いテレルジ国立公園。
道中で遭遇した砂嵐

★5日め テレルジ国立公園

 昨夜は夜遅くてすぐ寝てしまったのでさっそくお散歩。
これまでとは違う、高山的なたたずまい。斜面に紫色の葉っぱに毛がある花がチラホラ咲いてる。ここで一番最初に咲く、春の訪れを告げる花みたいね。
歩いてたらネッコが近寄ってきたのでしばらくいっしょに日向ぼっこしてた。
春を告げる花
 ゲルの裏の斜面を少し登る。
ココココ、と音がしたので発生源を辿ってみると、どうやらカラスみたいだ。日本のもこんな鳴き声だとかわいいのに!
斜面を登るウッシがけっこうレア。
宿泊したのは、土台がしっかりした近代仕様の観光地用ゲル。ここのファミリーには生まれたばっかりの赤ん坊がいたよ。
ココココ♫と鳴くカラス
イヌとネコとウッシ
 そのあとは少し離れたところにあるチベット系の寺院へ。瞑想用らしく、入り口から丘の上の建物に向かう道中には、人生の心得のかかれた看板がたくさん。途中のめっちゃ揺れる吊り橋を抜けて建物の中へ。周囲にあるたくさんのマニ車を回して一周すると、不意に目に入る開けた景色!さながらアルプス山脈的な雰囲気。
建物の中はチベット仏教の5色の色合い、僕らがしゃべらないと音の聞こえない静謐空間。ひんやりとした床の感覚が心地よい。お祈りもしたよ。
吊橋
空が近いマニマニ
 道中乗馬してる人とよくすれ違う。自分で騎乗するには1週間くらいいないとダメっぽい。
 お昼にお邪魔したのはカザフ系のファミリー。モンゴルの西端(ここは東だけど)カザフスタンが近い。ランチはバーベキュー、羊の肉メインで美味しかったけど、ここで問題発生、肉が!骨にくっついてて噛みきれない!!本来はナイフで削って食べるみたい。かぶりついちゃったからもう無理だ…
お昼ご飯はバーベキュー
 お昼前はおうちの敷地で色々。
柵に狼の毛皮が吊るしてあって、何だこれと思ってたら、これ弓の的だ!1本射らしてもらったけど、ツルを離すタイミングが掴めなくてまったくダメでした。
他のツアーのガイドさんとか、お父さんとちょっと話したけど、日本人とわかるとやっぱり相撲の話を振られる。最初「スーモ」て言われて何かと思った(住宅展示場ではない)

 ここのお父さん、モンゴル語とロシア語と英語が話せるみたいで、僕が英語は少しだけ話せる、と言ったらほかにロシア語とかスペイン語とか話せるか?と聞かれたり。語学に対する意識の違いを感じる。とりあえず旅の間にサンバイノー(こんにちわー)とバイラルラー(ありがとう)だけは覚えた。

 あとは4歳の女の子と子犬がいて遊んでたアナ雪のリュックとか持っててディズニーすごい。子犬、穴掘って埋まってます~~~やってたけどやっぱ涼しいんだろうか。
穴掘って埋まってます

 そして帰路へ。
途中、チンギスハーンの像に寄る。なぜかロシア系の観光客の人とも記念写真とったね?
途中、中国からの貨物列車とすれ違ったけど車輌の数が半端ない。あれ100以上合ったぞ……
帰宅ラッシュの渋滞を抜け、宿へ。疲れたぞい!
チンギス・ハーン像。でかい。


★★★★6日目に続く★★★★

2019年5月10日金曜日

モンゴル記 3日目


★3日目①砂丘・草原ゾーン


ここの特徴は近くに砂丘があること。というわけでラクダに乗ってgo!
このへんはフタコブラクダなんだけど、コブとコブの間に乗るのよね。
馬みたいな感覚で乗れるが、基本歩きなので馬より優しい。
地面のでこぼこは避けてくれるし、小川もそのままばしゃばしゃ渡れる頼れるやつらだよ。
つぶらな瞳とスピースピーいう鼻息がチャームポイント。
砂丘
木もあるよ
これはらくだ
1時間ほど歩いて砂丘着!
その間ラクダはお昼ご飯してるんだけど、意外と硬い草食べるね、君たち。
砂はサラサラで、きれいな風紋も出来てた。
朝晩の気温差が激しいからか、ちょっと掘るともう日光が届かなくて冷たい。裸足で遊ぶと砂の感触が気持ち良いわね。
草原にはまったく背の高い植物はないんだけど、このへんにはちょっと木がある。カラフルな石もあったりして、このへんが地面が隆起してできた一帯であることを思い出させてくれる。

ラクダウォークから戻って、山羊と遊ぶ。
春は繁殖期!なので仔山羊がいっぱい。柵の隙間から顔出したり、人に慣れてるからか積極的に近寄ってくる。
一方、草原にはたまに骨が落ちてたりもして、生と死が身近だ、これ。
なお、出発直前にゲルに山羊が乱入してきてとってもあせった模様。
仔山羊たちのパレード
ほーねー


★3日目②高原・岩山ゾーン


お昼ごはんの後、一路北へ。保護区を東西に貫く道路を越えると、一転高台・岩山地帯に入る。この辺は馬、牛、山羊あたりが多いわね。
高原の岩山地帯
 一晩お世話になる家に着いて、早速乗馬にチャレンジ。
といっても、隣家のおじさんに連れられてゆっくりお散歩。
どの家にもいる番犬sが付いてきたけど、君ら山羊をちょっと追ってたくらいで仕事してなくない?周囲の警戒はしてたのかな。
乗馬初体験
 そのあと夕飯前な裏の山登り。ガイドさんと五歳の現地の少年らが先導してくれたけど君らタフだね!ワイルド!!
山羊の通った跡(木に引っかかった毛とかフン)があればだいたい通り道ってなんだこれ。
さっき乗馬に着いてきたわんわんおもいたよ!てかそいつが一番道詳しいぞ!!
最終的に、頂上にいる鹿とかみれました。
たそがれるイッヌ
ここの家族には2歳の女の子もいてちょっと遊んでた。
こっちの女の子は2歳と4歳で髪切るみたいで。いわゆる日本でいう七五三?
髪が短いから最初男の子かと思った。
夜はファミリーのゲルでお粥的なのを頂く。これがこの旅で一番日本っぽかった。おいしい。

夜は今日も満天の星。山で囲まれてる分、天頂に星が溢れる。
緯度が高いからか北斗七星が真上に見える。

まんてーーんのほしーーーでぁぁあたきせきーーー

★★★4日目に続く★★★★

2019年5月9日木曜日

モンゴル記 初日~2日目

★1日め①入国まで

・ 夏季以外の直通便(4-5時間)はミアットモンゴルの成田ーウランバートル便のみ
・ ミアットモンゴルのビジネスクラスはANAラウンジ使用可
・ さすが連休序盤、滑走路混雑により40分程出発遅れ
・ 現地通貨は最低限だけATMでキャッシングし、極力クレカを使う方針で。
・ ネットは宿のwifiをメインにauの1日データ定額を必要に応じて使うこととする。


★1日め②空港からタクシー

チンギスハーン国際空港から市内までは車で30分ほど。
auのデータ定額をつなげるのに手間取ってるあいだに白タクの運ちゃんに絡まれる。
空港が小さいので、日本便の非ツアー客に狙いを定められ到着ロビーで待機してたっぽい。
最初かなりふっかけられたが、なんかいろいろ話してたら相場の20000tgくらいまで下がった。ちなみにドルも使える。

離陸前
夜のスフバートル広場

★2日目①ツアー開始
翌朝からは現地の旅行代理店に頼んでいたツアーへ。
3泊4日で、現地の家族の客用ゲルに泊まりながらいろいろ見て回るプラン。
ドライバーとガイド兼通訳(※モンゴル語ー英語)さんと一緒で、ご飯の段取りも任せたフルパッケージツアー。
Khugnu Tarna自然保護区(砂丘と草原、小高い岩山)~ホスタイ国立公園(野生の馬)~テレルジ国立公園


★2日目② 道中

その後、西へ。市街地区間は月曜の朝だからかとっても道が混んでおる。
あと右側通行なのになんか右ハンドルが多いと思ったらこれトヨタ車。プリウスが多いね。
市街地を抜け、草原地帯へ。ここからは羊とか山羊とか牛とか馬とかガゼルとかが道のすぐ脇に。
道路脇
オフロード突入
途中のレストランでランチ休憩、おおよそ6時間弱でKhugnu Tarna自然保護区に。
ここに入って、車は突如オフロードへ!
前の車の轍を追っかけてくやつ!
進行方向に羊とか居たらどいてもらわないといけないね。

見渡す限りの草原

★2日目③ 宿泊場所

今日の宿泊する家族の住むゲルへ。
天気は快晴、雲が通るのが影でわかるくらい。
見渡す限りの草原、木もない。
地平線に沈む夕日が観れる。
夜は満天の星、ここで飲むビールもなかなか乙。
前日の雨、気候もちょうど。
これ以上のコンディションはないのでは… 

暮れる夕日


ちなみに晩御飯はガイドさんの手製、炒めうどん的なツォイワン。

★★★★3日目に続く★★★★