1.各キャラごと
(1)2年生
- 穂乃果が弱気な心まで出せる相手というのはツバサしかいなんじゃないかと。1期11話で、穂乃果があそこまで追い込まれたのは2年生のバランスが崩れたからだけど、ああなった上で、倒れる前に引張あげられたとしたらツバサさんではないかと。曲の話、No Brand Girlsとsunny day songの対応の話に続く。
- 飛行機のことほのは一期13話のエピローグかな。空港を楽しい思い出で塗り替えられたでしょ?Wonderful Rush!
- 二年生3人、一期の最後に確認したのは、穂乃果が0or1、海未が0or-0.5、ことりが0or0.5、合計が1以上で成立するシステム。もともと3人で完成してるからこれ確認した時点でほぼ物語終わってるんだよなあ。
- 作中の曲はうみ作詞まき作曲衣装ことり、を詰めるとまた新しいものが見えるかも。
- 女性シンガーは、1回目は偶然出会った人、2回めはあのシーン全体が穂乃果の夢で、決断を促す触媒として出てきた説を支持。
(2)1年生
- 仮にこの作品がノンフィクション作品なら、作ったのは真姫。9人揃ってからは希よりも後ろからみんなを眺めてるように感じる。・真姫ちゃんが、μ‘s大好きで皆のことよく見てるのは、僕たちはひとつの光をあのタイミングでこの曲作れてることがなにより端的に示してるよ。
- 部長かよちんとリーダーりんちゃんはかなり意識して描いてると思う。内田さんも言ってるけど、ことりは新リーダーであるタクシーといい、アキバみたい~のシーンといい、凛を補助する立ち回りしてるよね。帰国後は問題起こって元のポジション戻ってるけど…
- NY前半の主人公が凛なのが、この旅行が卒業後の夢の様な時間であることを端的に表してるかなあ。
- 二期、つま卒業までの経験を経た皆が過ごす学園生活ってそれは一種の夢で。外国行きによる非日常の日常はふわふわした夢のような時間。これ、意図的に演出されてたと思う。ごはんのあとちょっと絵里が言ってるの然り。ダメ押しが帰国後の空港でのぐるぐる回る4人。
(3)3年生
- のぞにこは希がアニメ以前の悪戯キャラに一番近づく関係かね。
- エリチが競争誘う所のにこが、みんなを見回して初めて笑うあたり、非常にスクールアイドルの番人。前日のサニデイ前、穂乃果がみんなに話したところ、にこと花陽だけ笑えてない。だからこそ、アイドル研究会の次期部長は花陽なんだよ。
- 穂乃果の決断を支持するメール、これエリチじゃないといけなかったと思う。さいごのライブをやろう!って9人で決めたあと、理事長の話で一番揺れてたのが絵里なんだよね。バレエ時代を基礎にした生徒会長気質とか、いろいろ理由はあるんだろうけど。んで、希はみんなの背中を押す役目だから、そもそも迷いがあるときは有効に働かない。1期7話の構造。でも、今度は違う。そのあとの話しあい、3年には、「のぞえり」だけじゃなく、最初からスクールアイドルにこだわってた「にこ」が入ってる。希の部屋で、アイドルについて包み隠さず話すにことともに答えを出した絵里。3年生が得たものを端的に表してるシーンだと思う。
(4)その他
- アニメラブライブ!一期〜映画まで、雪穂と亜里沙の視点でノベライズとかいかがですかね。この二人に感情移入する組もね。
- ツバサさんがほのかを呼び出した理由ってなんだったのかな、って思ってて。ふと気づいたのが、一期ラスト=3rdからラブライブに入った人、って作中において一番誰に近いかというとツバサさんなんだよね。ツバサ様はラブライバー。また知ったばっかり、終わってほしくないラブライバー。
2.シーンメモ
- あの扇子の光の残滓の演出、なにげに穂乃果の親父もやってるよね。
- サニデイの最初に公園であった女性三人組
- 絵里の練習着がエロい。あと「はくまい…?」のじょるのの演技がめっちゃ好き
- スクールアイドルのシーン、ほのまきえりにだって可能性。アニメの世界線で穂乃果とくっつくならこのどっちかだよね。
- 序盤、観光シーンの多数決で一人だけ腕伸ばす凛ちゃん。気付いたその回の舞台挨拶でりっぴーが言ったから完全についったに書くタイミング逃したね。
- サニデイソンの足を順に鳴らすところ超好き
- あ、確かに海未ちゃんのお母さんも居る
3.曲の話
(1)Angelic angel
ときおり挟まる芝生が「どこか秋葉に似てる~」の行の象徴かなーと。(2)sunny day song
映画5回目にして、これがノーブラのアンサーソングなのに気づいて突然泣き出したよね。背伸びで届く領域を越えた「最高のライブ」を、なにが最高かもわからずに掲げたあの雨の日。
だからここでμ'sが見つけた最高に楽しいライブの日、それはきっとsunny dayの歌。
ノーブラの壁を壊した風景がきっとあれ。両方の曲ともメンバー後ろ向くよね?そのとき見えるものの違いはここに。トランプモチーフ、それぞれに役割のあるスクールアイドルで埋められて。きっとあの時もっと身近に必要だったアライズも居て、μ‘sとともに絵札の役目を持ってる。
そう考えるとNo brand girls は3rdでも5thでもなく、4thが完成形だったよなあ、やっぱり。全方位に人が居て、それぞれの光で色分けされて。「勇気で未来を見せて」=4thで練習したよね、写真のポーズ。sunny day songの次のシーンはみんなで写真を撮るんだよ。
(3)僕たちはひとつの光
9人で決断したμ’sの終わりは「卒業=脱退」が前提だった。その前提が人気爆発を理由に覆されたのが映画のストーリー。ここででてきたのが期限の「スクールアイドル」という概念。この期限の概念に9人が触れたのは二期11話以降なわけで。つまり、この映画ででた問題の解決には、「卒業=終わり」を前提に過ごした「二期11話」以降が重要になるわけだけど。
ここでわりとブレのあった二期の実質的な最終回は?という問題も決着する。10話。二期の時系列最後の曲であるKira-Kira Sensation!は、二期10話までを前提に作られてる。みんなセンター、っていう一期6話が形になった円形ステージ、それが叶ったのは二期12話、そして5th。うん、確かにやり遂げたね。
さて、2期11話以降を過ごしたμ‘sを表す曲は「二期中では描かれていない」。これを解消するのが「僕たちはひとつの光」であって、解散を決めた、限られた時間のなかで輝くことを意識したあとのμ‘sが作った、「スクールアイドル」の歌。
とはいったけれども。実はひとつある。2期「全体」のOPテーマ”それは僕たちの奇跡”。この曲はきっと映画の後でもう一度光り輝く。あたかも”僕らは今のなかで”のごとく。
4.他
作品全体、通しでみた場合二期と映画のつなぎに違和感ありまくりなのはその通りで。逆にそれはリアルタイムで今を過ごすのが重要だとも言えるだけで、それはスクールアイドルの過ごし方だなあ、と。例えば二期12話の放心感はテレビ放映ならでは。2期が終わった後、映画を待つ時間もそれ。
じゃあ自分の理想の二期と映画のつなぎってなんだろう。二期ラブピ終了、5thのラスト付近で門のシーン〜ハピメ流してからの映画&6th発表、かな・・・
8回目の時、唐突にアニメのストーリーを踏まえたフルサイズMVがようやく成立したことに気づいて泣いてた。
これ、これやねん。夏色えがおとかでひたすら見た、二番の日常描写からのCメロ以降…
一期、二期、そして映画の最後で辿り着くまで、アニメ化発表から数えて3年と4ヶ月・・・
ラブライブ!の2次元と3次元を結び付けてるもの、一番はやっぱり曲だと思うわけです。
時系列に沿って螺旋状に入り組んでる。
1st →一期8話、2nd→二期9話、一期3話→一期13話、一期全体→二期12話。
これにライブ加えるとさらに増えまくるけど、ライブ→一期二話→二期13話、ライブ→二期最終話→ライブ、は挙げておきたい。
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