初めに
最近老舗の大学以外にも学祭に声優を呼ぶところが増えている。
ただ、講義室スタイルならまだ良いんだけど、それ以上になるとノウハウがものを言う。
2016/7/31に札幌でlunafieldさんが主催したイベントに参加して、
自分が学祭イベに望むのはこういう所だよなー、といくつか思う所があったのでメモ。(完全に参加者側の目線で)このイベント、スポンサーなし、地方イベということでのはずなので、学祭イベに近いはず。
1)ハコの設定と入場・・・○
2016/7/31
出演: 久保ユリカ & ナンシー(MC声のみ)
会場: 平面のクラブ(札幌PIT)
キャパ: 設定300くらいの実入り200くらい
参加者層: 北海道出身が体感7割
参加者層: 北海道出身が体感7割
①キャパ設定・・・◯
極めて適正だったと思う。
- 地方の場合、イベント需要を予想するのは極めて難しい。
- ここは経験と情報収集がモノを言う。
②身分証チェック・・・◯
やらなくて正解だったと思う。
- 個人情報流出と紙一重。
- 集客予想と会場設定が妥当なら基本やる必要はないはずなのでやらなくてすむなら極力やらない。
③荷物チェック・・・△
会場入ったらいきなりやるよ、と言われたけど、事前周知はするべき。
- 当日の入場動線を妨げる一番の要因
- 設定した持ち込み禁止物をどう預かり、どう返すかは立案の上、周知必要
2)企画の基本コンセプト…○
七夕の笹飾りモチーフはイベント自体の骨にもなって○。
全体の流れが見える構成になっていたのも○。
合わせの衣装の浴衣も良かった。二階からの入場も全身を見る機会になって○
- 見せたいものがなにか、を設定しておかないとぼんやりしたイベになりがち。
3)実行段階の落とし込み・・・×
①間延びをどう防ぐか
イラストコーナーの5枚はやりすぎで間延びする(イラスト売りにしてる人だからと言って安易にコーナーに組み込まない)
イラストコーナーは手元が見えない限り動きに乏しいにもかかわらず、その間がほったらかし
扇子に書いたイラストをプレゼントに転用したのは○
②後ろの方の席でも楽しめるものになっているか
平面オルスタでは後ろの方だとほぼ演者の顔しか見えないと考えた方がいい。
平面オルスタでは後ろの方だとほぼ演者の顔しか見えないと考えた方がいい。
イラストであれば画面に映す。もしくは演者が書いているときは、その間をMCが埋める。そのためのネタ仕込みは企画段階で詰める。
スクリーンがステージに対してナナメだったが、その見え方の確認をしたか。
特にナナメに見ると、文字が写真に埋没しやすくなるので配慮必要。
でも、「地方にすなわち自分が住んでいるところの近くに声優さんが来る」という体験自体が、普段イベントが少ない所で生じた場合にはとても大きなものになる可能性があるのは間違いない。
だから、それができる人たちはすごいなぁ、毎回思う。
これからも「よりよいイベントを作りたい」という意思を持った人たちが作る地方のイベントが増えていってほしいなぁ、と参加者側としては思うわけです。
特にナナメに見ると、文字が写真に埋没しやすくなるので配慮必要。
- 舞台のステージをメインで見せる場合、ゲネプロはやっぱ必要だよね。
終わりに
でも、「地方にすなわち自分が住んでいるところの近くに声優さんが来る」という体験自体が、普段イベントが少ない所で生じた場合にはとても大きなものになる可能性があるのは間違いない。
だから、それができる人たちはすごいなぁ、毎回思う。
これからも「よりよいイベントを作りたい」という意思を持った人たちが作る地方のイベントが増えていってほしいなぁ、と参加者側としては思うわけです。
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