2016年8月29日月曜日

アニサマ2016感想まとめ

1日目


●everying!

  • えぶりんぐちゃんがゆめいろ学院歌ったのでアニサマ一日目優勝です!、!ありがとうございました!!!
  • カラフルストーリーから衣装早着替えで制服になってゆめいろ学院の流れな。
  • 木戸ちゃん万全じゃなかっただろうけどMCとかエリィちゃんが支えてたのがめっちゃ伝わってきた・・・


●前半

  • えぶりんぐ+ゆかちがシャイニングすたーらぶれたーで既に前半戦から優勝してた。
  • るなちゃんで一番好きなのoverflyだし、KOTOKOさん→unlimited→だし、
  • 自分の好みとセトリがかみ合った感じはある
  • ころあずは、アルバム開幕の♪Come on,A-Z!! (before the CUE)から始まったのも良かった、純真のコール&レスポンスはあの規模だとやっぱ若干だれたかなー、


●INSIDE IDENTITY
ライブ本番でも安定の歌唱ができるりえしょんと相坂くんを組ませてカバーはナイス企画だったと思う。
りえしょん「12歳にちなんで中2に関係した…」
→主人公が中2のアニメ?いや、ZAQさんいるってことは…
りえしょん&相坂くん「INSIDE IDENTITY 」
ああああああああ

●アンコール

  • オリンピックマリオをパクって現れるデーモン閣下、マジ悪魔
  • デレマスがとりで、大御所を横目に仕切りのMCする大橋彩香さん


最近アニサマアニメ映像けっこう多いから楽しい。



2日目


●前半

  • はなまるぴっぴの間奏で順番に腕くるくるするやつもやれたので満足です
  • 今日アニサマ前半はMICHIさんで蛍さんビームできたあとにヘイカロリークイーンできたから満足感ある

●へご

  • バンドリのへごはポニテやから重要
  • あと、みんな言ってるけど、ほんまドラム叩いてるはっしーの表情がよかった
  • おしえてブルースカイの大橋彩香さんからの MCのへごへご具合


●後半

  • 時を刻む歌の手のひら返し
  • まれいたその創傷イノセンスが2番スキップだとわかった瞬間
  • OxTがオバロの映像つきででてきてほんま高まった、オーイシさんやっぱMCすごい
  • このみちゃんのRedoの一回はける演出。3曲だと信じてた!画面のセピア演出も良かった


●LiSA

  • トリにふさわしいめっちゃ良いパフォーマンスだったと思う。
  • 今日この会場でガルデモ歌ったあとのシルシは大正義でしょ。
  • 無音の空間でじっくり客席眺めてたのもよかった



3日目


azuriteのお墓がとりこわされました!!!!!

●前半

  • Q&A でライブだと二回337拍子繰り返すの忘れて「よくできました!!」誤爆したのは反省してる
  • アリーナFだったからかも知れないけど、ぱいちゃんは最初音聞かせるべきところで若干心配してたけどドリトリのあたりでは復活してた…かな?
  • どっちかというとあおちゃんの声のがでてなかったので心配だったけど…
  • 今日のみもさん、2曲めの最初音でユニバーページなの察してペンライトを必死で色換えしてたら二回くらい行き過ぎた
  • なお本日の最大瞬間風速は、まおんちゃんが「楽園」とMCで言った瞬間です。やっぱ曲前のMCでのフリってじゅうようだよなぁあああああ
  • 前半戦はみなみちゃんが2曲だった以外は最高っすね

●後半

  • ゆいかおりはPromised Youが尊すぎて全て満たされたのでそれで良いです
  • believe どのbelieveだよ問題は来年用以降絶対引き継ぎするべき事案だと思います(こなみ
  • 個人的な感じとしては今日プチミレがazurite歌ったのアリブロが同じ日にいたおかげな気がするので、一緒にどこまでも飛ぼうな
  • angelaはトリに相応しいMC回しと選曲でさすが。


●蒼井くん

  • てっきりイノセント→絶世スターゲイトだと思ってたのでちょい戸惑った、スターゲイトのあとの転換長いからワンチャン和服でMURASAKIかとも思ったけどさすがになかったなー。
  • 前年のMCでの宣言通り、今年はアニソンである絶世スターゲイトを引っさげての再登場!
  • 今年は周囲にもりあがってくれてるメンズも多くてこの一年のしょーたんの歩みをとても感じたなぁ




まとめ


  • 今年は連番者も周囲にも恵まれて本当に3日間楽しかった。
  • 知ってる曲は大体2/3くらいでいいバランスだったなあ、と。
  • セトリのチョイスが実にわたくし好みでありがたかったです、はい。


2016年8月15日月曜日

声優オタの僕がアイドル現場に求めたのは何か、という話

「声優オタ4人でドル現場に行ったら推しが完全に一致した件」のその後の話。
声優オタの一人がどうしてドル現場に行きたくなったか、その理由をちょっとまとめてみようかな、と。
関東の声優オタ兼業ドルオタさんが読んだらどう思うか、非常に気になるところ。


☆はじめに


声優オタ4人でドル現場に行ったら推しが完全に一致した件(声優オタ向け)
で紹介した姫路のご当地アイドルKRD8さんなんですけど。
何回かライブ行ってみたら楽しくなってきたので、ちょっと今の感覚まとめておこうかな、と。

もしかしたら、アイドル現場では当たり前のことかもしれないけど、僕は新鮮に感じた、という話です。
あとKRD8については、完全に新参なので認識間違ってるかもしれない。


(2016/8/16動画差し替え)

☆KRD8の今の状況


・姫路のご当地アイドルで、TIF2016以前は関西メインで活動していた
・インディーズでシングルを3枚出し、最新シングルは15000枚売り上げている

・2016年11月2日発売のシングルでのメジャーデビューに伴い、東京での活動を増やそうとしている
・ただし、姫路でやってきた定期公演や関西のイベントへの参加も続けていく

・2016/11/12(土)に大阪で初ワンマンする


☆声優オタクさんの状況


冒頭のリンク先の記事の初邂逅の後、改めて
①2016/8/11定期公演(姫路) ・・・友人に誘われて
②8/12リリイベ(タワレコ神戸) ・・・一人で
③8/14ライブハウスフェス(大阪) ・・・友人誘って
の3回参加。
 これ、端から見てもハマりかけといっていいと思うんですけど。

その理由としてパッと浮かぶのは
  • 初見でステージパフォーマンスへの信頼感を得た
  • アイドルイベ今までほとんど行ってないので接近戦に免疫がなかった
  • 一緒に行って自分以上に深みにハマった同志がいる
あたりか。

ただ、これ、①に行った理由にしかなってないんですよ。
「もう一度」「誰か」と行く理由にはなっても、一人で複数回行く理由としてはちょっと弱い気がする。

んで②に参加する前のツイートがこれ。


この時点では自分でもよくわかってないっぽいんだけど、②のイベント参加して腑に落ちた感覚があった。
 たぶん今一番自分が求めてるのはライブ参加を重ねて行くと曲が育つ、ってことだと思うんですよ。

これ、新曲の時点では粗が目立つけど、メンバーがリリイベをこなす中で上達し、洗練されていく、という意味ではない。



☆曲が育つ、とは


 2016/8/11定期公演の姫路では、新曲新衣装が初披露だった。
そこで先に挙げたようなワンマンの発表があり、メンバーそれぞれが意気込みとか語ったわけなんですけど、このときにもメンバーの一人であるまいまい(宮脇舞依)のMC。

「今までの曲と同じように、この新曲もみんなと一緒に思い出作っていきたい」(意訳)

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
あー・・・(後から思い返して.一人で納得する音)

その曲をあとで聴くと、ライブやその時の思い出が鮮やかに蘇る感覚。
そしてその中には、その時の自分と、一緒にそれを共有した戦友と、そのライブを作った演者が含まれている。

あ、多分僕はこれがほしいんだな、と。



☆声優現場では何が足りないのか?

 ※老害にありがちな比較の話になるので、嫌いな方は読み飛ばしてください。

いや、この曲を育てる感覚、声優現場でも可能だとは思います。

ひとつは、全国ツアーに全通する勢いで参加すること。
そもそもこの曲が育つ感覚に気づいたのが2009年末~2010年あたりのゆかりんの全国ライブツアーなんですよね。

【2010年のSTARRY CANDY STRIPEライブ時の感想】
ツアーがあると本当に曲が育つから、新アルバムのあとにはツアーをやりたいって気持ちはすっごいよくわかる。プリアラのゆあみの進化聞いてるとなおさら。
posted at 23:30:42 
  ※プリアラのゆあみ:田村ゆかり Love Live Princess a la mode のYou&Me
ツアー五回が僕のいままでの最高。これからもっと曲が育つかと思うとわくわくしてくる。
posted at 23:02:59
  
ただ、チケ入手難度と交通費を考えると、決して、容易とは言いがたい。
ゆい㌧のリリイベのスタンプラリーも交通費を考えるとほぼおなじと見て良いと思う。

例外は、everyingの39公演
渋谷を本拠地に、13日×3公演×1時間(トーク+曲2曲)で開催したCDのリリースイベント。ただ、これはもう今のファン規模では不可能に近い。
 そもそもこれ自体アイドル売りのやり方に近いし、そうなると声優・ドルでわけるのがナンセンスだと言われればその通り。
 でもこれ、実際に参加して「古くからの参加者が羨ましい」と思ったやつなんですよね。それも多分「曲が育つ」に関係してくるんですけど。

結局のところは、アイドル現場は参加しやすいライブの開催密度が圧倒的に低い。だから曲にライブの思い出がどんどん積み重なっていく。



☆これからのKRD8

 
というわけで、これからも僕はちょくちょくKRD8のライブパフォーマンス見に行くんだろうなぁ、という話でした。それは、曲を育てたいから。

いや、現状発売済み最新の3rdシングル表題のNever Ending Storyのステージパフォーマンスを見てても、ファンと積み重ねたステージの歴史が伝わってくるし、CD音源と比べても出来は圧倒的にステージの方がいい。
 あと関西住みとしてはやっぱ関西で活動してくれるのはでかいっすよね。。。
パッとイベントに参加できるのは地方民の永遠の憧れですよ。(大阪も他に比べれば十分恵まれてるとは思うけど)

ところで、
今までの話を踏まえて、関東の声優オタ・ドルオタに改めてすごいアピールしたいんですけど、KRD8はめっちゃ今買いだと思うんですよ。

  • 関西メインで積み重ねた実力がある
  • 運営さんも姫路の企業の経営者陣で安定している
  • これから関東で高頻度でライブをやるのに、関東の固定ファンがほとんど付いてない
  • 今からまた新曲を育てるところであり、当面の目標として開催の決まった11/12の”1st”ライブがある

 いや、列挙すると強くない?
 とはいっても、ライブは現場が全てなので。
 なので、ぜひ1回ライブ見て、物販行って自分の目で判断していただければなーと思うわけです。


☆個人的なあれこれ


アイドルにハマる理由として、アイドルちゃんが成長していくのを見守りたいというのはよく言われますが。今回のこれとはちょっと違う気がする。多分成長を実感したいのは一緒なんですけど、主体が自分というか。
 現場に行く理由として、「演者のために行く」というのはプライマリではない。自分のために行っているのだ、とそれは貫きたいと思ってるんですよね。(自分が楽しければ何してもいい、という話ではない。公共の福祉。)


まあできているかは怪しいんですけど?

そんなわけで、古参勢に受け入れられるかはわりと心配なとこではあり。なにをどう頑張っても、アイドルのルールに馴染め切れてない部分は出るので、そこはうまく指摘・誘導してもらうしかない。
 古参勢は演者の今までを支えてくれた(=演者に出会うまでの自分の代わりに)方々ではあるけれども、必要以上に気を取られて自分らが楽しめないと意味が無い。

(※2016/8/16一部修正)



2016年8月10日水曜日

#単独ライブに行ったことあるアーティストを晒せ から

2004年
01.水樹奈々

2006年
02.堀江由衣
03.田村ゆかり
04.KOTOKO
05.奥井雅美

2007年
06.JAM PROJECT
07.栗林みな実
08.Aice5

2008年
09.野中藍
10.新谷良子

2009年
11.THE IDOLM@STER
12.妖精帝國
13.放課後ティータイム

2010年
14.N's
15.茅原実里

2011年
16.ミルキィホームズ
17.美郷あき
18.戸松遥
19.スフィア
20.RO-KYU-BU!
21.七森中☆ごらく部

2012年
22.加藤英美里
23.喜多村英梨
24.寿美菜子
25.fripSide
26.橋本みゆき

2013年
27.μ's
28.marble
29.Ray
30.上坂すみれ
31.meg rock

2014年
32.花澤香菜
33.三森すずこ

2015年
34.Pile
35.しほり
36.南條愛乃
37.メロキュア
38.バンドリ
39.1000ちゃん
40.内田彩
41.新田恵海
42.ゆいかおり

2016年
43.Machico
44.蒼井翔太
45.every ing!
46.飯田里穂
47.大橋彩香
48.小倉唯
49.LiSA

2016年8月6日土曜日

C90 頒布告知

(2016/8/16 追記)
C90での委託で手をとってくれた方、ありがとうございました!

____________________

2016年夏コミ C90での頒布告知です!

2016年5月の僕ラブで出した「Final Love Live!レポ・考察本」をコミケでも委託で頒布させて頂きます。

8/14(3日目)、場所は
東ポ10a ナマール 様
西る44a kuma.in.net 様
の2箇所です。よろしくお願いします。


2016年8月3日水曜日

学祭イベに望むもの(札幌イベ 2016/7/31 Colorsより )

初めに


最近老舗の大学以外にも学祭に声優を呼ぶところが増えている。
ただ、講義室スタイルならまだ良いんだけど、それ以上になるとノウハウがものを言う。
 2016/7/31に札幌でlunafieldさんが主催したイベントに参加して、
自分が学祭イベに望むのはこういう所だよなー、といくつか思う所があったのでメモ。(完全に参加者側の目線で)
 このイベント、スポンサーなし、地方イベということでのはずなので、学祭イベに近いはず。

1)ハコの設定と入場・・・○


2016/7/31 
出演: 久保ユリカ & ナンシー(MC声のみ)
会場: 平面のクラブ(札幌PIT)
キャパ: 設定300くらいの実入り200くらい
参加者層: 北海道出身が体感7割

①キャパ設定・・・◯
 極めて適正だったと思う。
  • 地方の場合、イベント需要を予想するのは極めて難しい。
  • ここは経験と情報収集がモノを言う。

②身分証チェック・・・◯
 やらなくて正解だったと思う。
  • 個人情報流出と紙一重。
  • 集客予想と会場設定が妥当なら基本やる必要はないはずなのでやらなくてすむなら極力やらない。

③荷物チェック・・・△
 会場入ったらいきなりやるよ、と言われたけど、事前周知はするべき。
  • 当日の入場動線を妨げる一番の要因
  • 設定した持ち込み禁止物をどう預かり、どう返すかは立案の上、周知必要


2)企画の基本コンセプト…○


七夕の笹飾りモチーフはイベント自体の骨にもなって○。
全体の流れが見える構成になっていたのも○。
合わせの衣装の浴衣も良かった。二階からの入場も全身を見る機会になって○

  • 見せたいものがなにか、を設定しておかないとぼんやりしたイベになりがち。


3)実行段階の落とし込み・・・×


①間延びをどう防ぐか
 イラストコーナーの5枚はやりすぎで間延びする(イラスト売りにしてる人だからと言って安易にコーナーに組み込まない)
イラストコーナーは手元が見えない限り動きに乏しいにもかかわらず、その間がほったらかし
扇子に書いたイラストをプレゼントに転用したのは○

②後ろの方の席でも楽しめるものになっているか
 平面オルスタでは後ろの方だとほぼ演者の顔しか見えないと考えた方がいい。
イラストであれば画面に映す。もしくは演者が書いているときは、その間をMCが埋める。そのためのネタ仕込みは企画段階で詰める。
スクリーンがステージに対してナナメだったが、その見え方の確認をしたか。
特にナナメに見ると、文字が写真に埋没しやすくなるので配慮必要。

  • 舞台のステージをメインで見せる場合、ゲネプロはやっぱ必要だよね。


終わりに


でも、「地方にすなわち自分が住んでいるところの近くに声優さんが来る」という体験自体が、普段イベントが少ない所で生じた場合にはとても大きなものになる可能性があるのは間違いない。
 だから、それができる人たちはすごいなぁ、毎回思う。
 これからも「よりよいイベントを作りたい」という意思を持った人たちが作る地方のイベントが増えていってほしいなぁ、と参加者側としては思うわけです。

2016年8月1日月曜日

新田恵海LIVE2016 WEST EMUSIC~つなぐメロディー~(2016/7/31)

セットリスト

1.盟約の彼方
2.EMUSIC
3.探求Dreaming
4.優しい世界そして未来へ
5.言葉より強く
6.スピカ
7.HEARTFUL WISH
8.想いよ届け
9.想像を超えた世界
10.笑顔と笑顔で始まるよ!
11.Rainy*flower
12.WONDER!SHUTTER LOVE
13.OURS POWERS
14.NEXT PHASE
15.きらめきを夢見て
16.つなぐメロディー
EN.1.暁
EN.2.shine
EN.3.EMUSIC

横浜からの変更点は、
①横浜前半ラストだったスピカが前にきて、アンコール1曲目だった世界ノ〜がその位置へ。(曲のつながりが良くなった)
②横浜アンコールだったOURS POWERSとNEXT PHASEが本編ラストへ。(本編ラストがしっかり盛り上がるようになった)
③アンコール全面改訂(後述)

暁の先に差した"Shine"


東京ドームシティでの 1stライブと、パシフィコ横浜公演と神戸こくさいホール公演。
これらはすべてひとつのアルバム「EMUSIC」を基本に組み立てているライブではあるけれど、全部別物だと言っていい。
特に横浜と神戸は歌っている曲は二曲しか違わない。でも、そこには明確な違いがあったと思う。

なにが違うかって?

横浜で作り上げたあの空間を経た新田恵海がそれから過ごした2ヶ月という時間が違う。

それぞれの公演が、その「今」しか出来ない表現だったと思う。
それはまさに文字通り、「LIVE」だった。

よくライブツアーだと、一部セトリが変わる。これは、より良い構成を、全国回るみんなに変化を、その土地の特別な何かを、という理由だと思うけど、横浜-神戸におけるセトリ変更はこれらとは一線を画していたと思う。
横浜のすべての構成はアンコール、特にそのなかでも「暁」から組み立てられてた。
そして神戸のすべての構成はアンコール、「Shine」から組み立てられた。その副産物としてのセトリ変更だったように思う。

横浜と神戸の間にあったもの


この神戸公演、横浜公演から新しく曲も出ていないし、正直神戸での僕の関心は主に横浜で歌わなかったタイムカプセルを歌うかにあったんですよね。
実際、アンコール一曲目までは普通だった。
全体的にも声の調子がいい方ではなかったと思うし、アンコール一曲目に再び歌った暁も、間違いなく横浜の方が良かった。
これは声の調子以上に、あのステージでこの曲を感情をこめて初披露することに意味があったから。

本来、1stの次のライブで「きらめきを夢見て」の後継となるべき曲は「つなぐメロディー」だったはず。
だけど初披露からライブまでは時間差があって、そしてそれを許されなかった。
純然たる事実として横浜公演時点でメディア露出は減っており、そこから目を背けていては少なくとも”新田恵海”には進めなかった。
その状況で、圧倒的な歌のパワーで無理やり自分の方を向かせて、これが新田恵海の歌だと、正面からねじ伏せて意志を示したのがあの「暁」。
だからこそ、あの空間は素晴らしかった。

ただ、ある種の飢餓感からもたらされた感情が与える熱量は、それが満たされた時に終わりを迎える。それはあまりにも危ういバランスで。
神戸で聞いた暁は、それを如実に物語っていたと思う。
素晴らしい、だけどそれだけではどこか足りない。

夜が明けたその先


だから、だからこそ、暁を歌った後のMCで「もう一曲、新曲を書いてきた」と語ったの衝撃がすごかった。
あの暁の先がここで見れるのか、と。

それと、これは個人的な事情だけど、途中のセトリ変更を横浜で歌わなかったタイムカプセルセトリ入りの布石だと信じて疑ってなかったんですよ。直前のシンガポールでも歌ってたし。
期待が大きすぎて、そこで思考停止してたからこそ、完全に不意打ちだった。

で、カタルシスが最高潮に達したのが曲が始まった直後。
高揚感のなか曲が始まって、スクリーンに歌詞が出た瞬間。
そうか、横浜では暁の歌詞が画面に出たのに、神戸では出なかったのはこのためだったのかと。
今日の演出のすべてがこの曲のためにあったのか、と。

その後は、Shine自身が明るく楽しい曲だったこともあり、「跳び曲が少ないえみつん現場で、今後も長く歌われるんだろう」と思いながら全力で楽しんでた。
これは暁よりshineがいい、というものでは決してなくて。横浜で暁を、あの情感を込めて披露して、メロディーをつないだからこそ、で「shine」という曲ができたんですよ。まさにつなぐメロディーですよ。

EMUSIC


さて、ここでは終わらないよね。あと一曲はあるよね。

……そうかぁああEMUSIC 2回目かぁああ!!!

いや、わかる!!そうやな、それしかないわな!!!
というかね?MV流すのずるいな??

1st のときも思ったけど、ライブ1回目のEMUSICはまあ普通なのに、2回目だと前フリが良すぎるせいでガチ跳び曲と化すのなんなの、これ。
EMUSIC、MVのときから一貫してて、最初の光景に、最後に帰ってくる。
そのメッセージは「色々なことがあっても、それはすべての私のEMUSICに繋がってる」ことだと思ってる。
本当に、本当に畑亜貴はすごいな・・・・・・

終わりに


頑張って言葉を重ねてみたけど、神戸公演で僕が感じたカタルシスは3公演とも行った(なんなら+ブシロ7周年記念ライブも)人にしか伝わらないかもしれない。
でも確かにあの瞬間の僕はえみつんのLIVEに参加して、とても楽しかったんですよ。それが伝わったら嬉しいなぁ。

(感想過去ログ)
・2015/11/8 @東京ドームシティホール

・2016/6/5 @パシフィコ横浜
詳しくはこちらをどうぞ。7割くらいは同じです。