1.はじめに
9/17(土)に姫路で行われたVAN州SHOWTIMEという即興劇を観劇してきたんですよー。
この企画、即劇遊団あドり部さん主催の即興劇に、姫路のご当地アイドルKRD8から3人が初参戦!(※昼夜のうち、僕が参加した夜の部)というもので。
もともと僕は声優さんが出てる脚本舞台とか、弱虫ペダルとかの漫画原作舞台にはちょこちょこ行ってたんですが、即興劇は初めて。
どんなものかなー、と思いつつ行ったんですが、これがまためっちゃ楽しかったんですよ!!
笑いすぎて終わった時、喉と腹筋が痛かったからね。
なので、ちょっと感想まとめてみます。
どんなものかなー、と思いつつ行ったんですが、これがまためっちゃ楽しかったんですよ!!
笑いすぎて終わった時、喉と腹筋が痛かったからね。
なので、ちょっと感想まとめてみます。
次回10/15に今回のコンセプト(あドリ部&KRD8)での次の公演があるんですけど、今からめっちゃ楽しみやけん。
2.即興劇というジャンルの面白さ
即興劇ってなんぞや、って問いについて、正式にはこのあたりを参照していただくとして、
http://www.impro.jp/guidebook/g_top.html
僕の理解では、
即興劇のゲーム(結構な種類がある)を設定し、観客からネタを募集(状況・セリフ・ポーズなど)、それをもとにルールに沿って、その場で出演者が演技(歌・ダンス等含む)をしていく、という舞台。
今回の会場は公民館のような一室で、観客50~60名。
出演者が写真の7人+BGM担当のキーボード奏者1人。
7人の内2~4人をメインに据えて、交替しながらゲームのゴールに向けてアドリブで演技していく、という感じ。
左上から、サムちゃん ・ のぞみー(KRD8) ・ cyan ・ りょうちん
左下から、らぶたん(KRD8) ・ きたさん ・ まいまい(KRD8)
画面左外にキーボードのヤギリンゴさん(撮影:すな)
現場で面白いと感じたことがいくつかあるんですけど、とりあえず以下の3つ挙げてみます。
①アドリブで持っていく方向性は演者が客席の反応で決めている
②大道具がないので、場面演出においてBGMの占める割合が高い
②大道具がないので、場面演出においてBGMの占める割合が高い
③アドリブの流れが見えるので、リアルタイムの臨場感が増す
①アドリブで持っていく方向性を演者が客席の反応で決めている
これね、アドリブの方向性決めようと結構演者さん意識して客席の反応探ってるんですけど、肝心の僕らが反応出せるか、が結構難しいんですよ。
もちろん、演者さんにMCやゲームのチョイスを通じて、客席が歓声・拍手・表情とか出しやすいように誘導してはもらえるんですけど。
少なくとも僕は普段の観劇だとやっぱり極力舞台を壊さないように、って抑え気味なので、いざ出すとなると結構さじ加減難しかったな、という印象。
ただ、これ結局は喜怒哀楽の感情をいかに自然に出すかってことだと思うんですよね。この感情の発露が観客側にも求められて、それが舞台に必要とされる。この感覚が味わえる場って、結構貴重だと思います。
②大道具がないので、場面演出においてBGMの占める割合が高い
観劇後の僕のついった。
BGMも演技の方向性に合わせてアドリブで変えていかないといけないわけで、これすっごい大変。夜の部感想②— ぴろはむ (@pirohm) 2016年9月17日
・アドリブに合わせて伴奏してる人も実はすごくて。ちょこちょこ「えっ、いつの間にか伴奏が!って自分の目線が向くときがあって。
即興歌のコーナーでは、この伴奏に合わせてあドリ部の方はコーラス入れてたけど、次回はメンバーが入れるところも見たいなぁ。#KRD8 #あドリ部
だからこそ、ふと、BGMのアドリブに意識を向けても、楽しいんですよね。
③アドリブの流れが見えるので、リアルタイムの臨場感が増す
観客席から見てると、
初めの方向性を決める場面、流れの方向性が決まったなーという場面、ここ!ここでオチを狙ってはる!!
っていう流れを決定づける場面がやっぱりあって、それが結構伝わってくるんですよね。
でも、その流れを決めた人の意図通りに進むとか限らないわけで。
その先が読めないドキドキを楽しむのがやっぱり醍醐味なんだろうなぁ、と。
これ、ライブはナマモノ、っていう感覚そのまま。
3.アイドル+即興劇の化学反応
さて、そんな即興劇の場に、ほとんど舞台経験のない、けれどもステージ上でのパフォーマンスは積み重ねたアイドルが挑戦とするとどうなるか?という話。
まず、全編通しで見て、あドリ部側メンバー(即興劇経験者)皆さんの
KRD8メンバーの普段見れない一面を引き出そう!
という思いがものすっごい伝わってきたことを挙げておきたいんですよね。これがすごい有難かったですね。
このことがなにに繋がるかというと、公演中のMCでどなたかも言ってましたが、
もともとアイドルというひとつの表現者が、即興劇に挑戦すると、”普段のライブにおける自分の所作”と”稽古でその上に積み重ねた表現技量”の混ざり合った魅力に溢れた演技になる
ってことだと思うんです。
これが即興劇のプロには逆に出せない、ひとつの魅力だと思うんですよね。
これをもうちょっと具体的にというと
普段のライブのパフォーマンス、MC、物販で見えるものが演技というフィルターを通して1つの表現になる
という感じ?
うん、全然具体的じゃないね?
ふだんのステージとかでなんとなくいいな、と思う部分が可視化されるというか。
個々のメンバーの感想については後述するので、これ読んで貰えるともうちょっと伝わるかも。
もちろんこれ、即興劇に慣れてるあドリ部メンバーの補助があってこそなので、
普段のライブのパフォーマンス、MC、物販で見えるものが演技というフィルターを通して1つの表現になる
という感じ?
うん、全然具体的じゃないね?
ふだんのステージとかでなんとなくいいな、と思う部分が可視化されるというか。
個々のメンバーの感想については後述するので、これ読んで貰えるともうちょっと伝わるかも。
もちろんこれ、即興劇に慣れてるあドリ部メンバーの補助があってこそなので、
「こんな素敵な人たちにメンバーはレッスン受けたんだなー、よかったなー」、とか思っちゃうわけですが、これは個人の意見なので置いときましょうか!!
4.KRD8参加メンバー
●まいまい(宮脇舞依、写真下右端)
即興歌コーナーで自分の感性をすかさず出してたり、アドリブになんとか合わせようする時の豊かな感情表現だったりとまいまいワールド炸裂でした。
あと、シチュを与えられた時の演技のディティールがすごくて。普段から色んなものを繊細に見て、絵としても表現してるからこそ、今のまいまいの表現があるのかなー、なんて思ったり。
●らぶたん(宮脇愛、写真下左端)
最初ちょっと緊張してるかなー、とも思ったけど、ステージでイキイキと演技する姿がゆったり見れて良かった。
特にKRD8メンバーとの絡みは「物販の時の僕の好きならぶたんだー!!」ってなったので、次の公演では今回絡まなかったメンバーと絡むと思うので、期待だよー。
●のぞみー(巽希、写真上左から2番め)
即興劇という舞台を一番近い位置でめっちゃ楽しんでたなぁ、という印象。
恋する乙女シチュの時の素直な演技が大変良くて、W!th you(KRD8内ユニット)の新曲「花ひらり恋ふわり」の時のステージがもっともっと良くなりそうで楽しみ。
歌のときの立ち方とかが光るので、次回の公演では歌よりのシチュエーションの時の演技をもっとみたいなー。
しかし、上の文章読むとなんかやっぱり、個々人に得意とする(厳密には僕が好きな)フィールドがあるよね。面白いね。
5.おわりに
さて、この文章であドリ部&KRD8での即興劇の楽しさが少しは伝わってたら嬉しいのですが。
まあでも、最終的には、「とにかくあっという間、笑いっぱなしの約一時間半、ありがとうございました!」という感想に落ち着くんですけどね!
やっぱり舞台でダイレクトに伝わるステージ上の感情表現って大好きなんですよぉおおおおおおお。
さて、最初に述べたとおり、10/15(土)に昼夜、姫路で第2弾公演があります。
今回3~4章で述べた話は、KRD8のライブ見たことある人にしか伝わらない気もするんですが、次回の10/15は大丈夫!
即興劇とKRD8のミニライブ両方一緒にやるから!!
まだ公式の申し込みはこちら!!
http://www.kokuchpro.com/event/hanadvol1/
10/15は姫路で僕と握手。(しなくてもよい)
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